日本語に対応したSSO製品もあります
SSOとはシングルsingleサインオンsignonの略称で、IT業界では最初の1回目にシステム利用開始の認証処理を行えば、その後の複数のシステムの利用開始時に認証を行う必要がなくなることを意味します。
例えば最初に何かしらのSNSでユーザーIDとパスワードを入力すれば、他のSNSでパスワード等を入力しなくてもログインできるシステムです。
SNSごとにパスワードを覚えたり個人情報を入力する手間が必要無く、一つのSNSでアカウントを取ればそれを別のSNSで利用できるため、ユーザーにとってとても便利でサービス側にとっても手軽に顧客を増やせるメリットがあります。
これは業界標準規格のSecurityAssertionMarkupLanguageを利用したシングルサインオン製品に限り有効なシステムで、シングルサインオンサービスとクラウドサービス等のサービス間で、認証情報を交換する方式です。
SSO対応品は多くがアメリカで開発されていますが日本国内で開発された製品もあり、外国品でも日本語に対応したものもあるので使用へのハードルは高くありません。
製品によっては費用が高額なのもあり従業員数が多い企業などは、オプションのみ有料の無料サービス品が向いています。
パソコンだけでなくスマートフォンに対応しているものもあり、多くがトライアル利用できるので、購入する場合は無料期間にいろいろお試ししてから購入するのが得策です。